僕は去年会社に行けなくなり、その後3ヶ月間の心療内科での診療を体験しています。
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本当に生きるのが辛いときに必要なのは頑張ろうとすることよりも、「そこから逃げ出してもいい」という選択肢を持てるかどうかです。
そこまで追いつめられているということはすでに限界まで頑張ってるんですよ。
心の病気になってしまう人は、無理な要求や仕事にも必死で応えようとしてしまう人なんです。
やり切らないといけない、自分が辞めると周りに迷惑がかかる。
そうやって追い詰められていく。
実際に逃げ出すかどうかは別にしても、逃げ出すという選択肢を持つだけで楽になれるかもしれません。
肩の力を抜いて家入さんの言葉を読んでみてください。
日本では、月曜日の自殺者が一番多い。
わかる、わかるよー、その気持ち。
でも、死んじゃダメだ。
人間、生きてるだけで意味がある。
そんな月曜日は、朝からビール。
糞して寝よう。
奇しくも僕が会社に行けなくなったのも月曜日でした。逃げ出した後は会社の人に申し訳なさすぎて自分を責めまくったけど、今は逃げ出せなければどうなっていたか分からないなぁと感じています。
会社から逃げ出しても死にはしません。現に僕はいま生きていますから。
世間体なんて馬の糞。タコスを食いな。
人間が悩んでいることの大半って、世間体を気にすることに起因するんだってさ。
世間体っていっても、世の中の人は、ほとんどあなたのことを知らないのだから、所詮は、身の回りの知人十数人のことでしょ。
その人たちにどう思われているかなんて、肥料にもなりゃしない、馬の糞の価値もないよ。
僕も知らず知らずのうちに周りの目を意識していることが多いです。でも周りにどう思われてるかを気にしすぎると、自分が本当はどうしたいのか分からなくなります。
社会では会社に行きたくないとか甘いって言われますけど、それも周りの意見や世間体です。辛い・苦しいっていう自分の心の声を大事にしてほしい。
逃げるのは悪いことじゃない。心が病んで前にも後ろにも進めず、死にたくなったら、全力で逃げろ。
何度も言うけど、追い詰められたら人は簡単に死ぬよ。
立ち向かうなんてもっての他。追い詰める側が引かない限りは、とにかく逃げて自分で余白を作るしかない。
そして、逃げた先でまたその後のことは考えたらいい。
逃げるという行為はネガティブにとられがちだけど本来自己防衛本能として正しい行動なんだよね。
会社から逃げ出した僕だけど、上司は休暇扱いにしてくれて戻ってくるように言ってくれてました。
ぶっちゃけ戻りたいなんて気持ちはこれっぽっちもなかったけど、周りに迷惑かけるとか、ここで逃げたら一生逃げなくちゃいけなくなるんじゃないかとか考えて決断できないままで…
そんなとき友人が「お前が言ってることを俺が言ったら、お前は俺になんて言う?」って言ってくれたんですよ。
その言葉で「仕事なんていくらでもあるからそんなに辛いなら辞めちまえ」って自分自身に言ってあげることができたんです。
逃げ出すのは実はとても勇気がいります。だから周りが逃げ場所を作ってあげることが本当に大事だと思う。
逃げてもいいんだよって言ってくれる人が1人でもいることが救いになることもあるんです。
「もうこれで人生が終わった。」と思ったことは何度もあるけど、それで本当に人生が終わったことは一度もない。
神様のおかげか、なんなのか。
自分に乗り越えられない問題なんて、人生で起きないようになってるんだよね。
会社から逃げ出す前は、「自分にだけ隕石落ちてこないか」とか、「夜誰もいない時に会社が燃えてなくなったらいいのに」とか寝る前にけっこう本気で考えてました。
実際に逃げ出してからは、同僚に迷惑をかけている自分とか、責任を全うできなかった自分が情けなくて、これからどうやって生きていけばいいか分からなくて家に引きこもって。
でもそんな経験があったからこそ、本気で会社に属さなくても生きていけるようになりたいと思いましたし、今はブログからの収入で生活できています。
その時はもうどうにもならないと感じたとしても、後から振り返れば必要な経験だったと思える日がきっと来ますよ。
まとめ
家入さんのこと好きな人と嫌いな人ってけっこう別れますけど、逃げたらダメだって風潮の中で、こんなにもはっきり逃げていいんだよって言える家入さんの言葉で救われる人がたくさんいると思う。
生きてるのが辛いときぐらいは思いっきり自己中でいいんです。
逃げ出すもよし、思いっきり休みをとるもよし。
社会のルールや世間体なんてクソ喰らえですわ。
それではまた!!
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