大人になると、ちょっと辛いことや悲しいことがあっても、なかなか泣くまではいかないですよね。
だからか、僕はたまに『思いっきり泣いてすっきりしたい!』って日があります。特にちょっと寂しい夜とか。笑
そこで今回はこれまで観た映画の中で、いまでも記憶に残っているほど泣けた映画をご紹介していきます。
僕はエンタメ好きですなんですけど、けっこう浅く広いタイプなので隠れたB級映画とかはあまり知りませんが、まだ観たことのない作品があれば観てみてください!
パーフェクト ワールド
1993年公開ともう20年以上前の映画ですが、人生で初めて涙だけじゃなく、鼻水まで流しながら観た映画がこの「パーフェクト ワールド」です。
ケビン・コスナー演じる脱獄犯が、8歳の少年を人質にとって自分にとっての完璧な楽園(パーフェクトワールド)であるアラスカを目指すという内容なんですが、旅を続ける中で犯人と人質であるはずの2人には友情が芽生えていくといった内容。
ネタバレしたくないので詳しくは書けませんが、もう最期の30分で『これでもか!』ってぐらい泣ける(;´Д`)
ウチの母なんてラストシーンしか観てなくて、内容は全然分かんないくせに号泣してましたw
切なくて悲しい結末なんですが、間違いなく観て良かったと思える映画なので、ティッシュとゴミ箱を準備してからご覧ください。
グリーンマイル
スティーブン・キング原作の映画だと「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」のほうが好きなんですが、”泣けた”という意味ではやっぱり「グリーンマイル」かなと。
3時間超えで長いし、暗くて気持ちいい内容でもない。
それでも最後まで観ちゃって、ジョン・コーフィの刑が執行されるシーンで号泣するっていうのがお決まりのパターンですね。
しかし改めて記事にしてみると、『この映画って何が伝えたかったんだろ?』というのが正直な感想です。
奥さんの病気が治ったりもしますが、結果的にはそのせいで罪を背負うわけだし、登場人物たちにあまり救いがない。
だからと言って『観なかったほうが良かったか?』というとそんなこともないので、不思議な作品ではあります。
とりあえず尿道炎(?)だけどトイレをするシーンがめちゃくちゃ痛そうなので、トム・ハンクスが演技が上手いというのはよく分かります。笑
スウィート・ノベンバー
あることから弱みを握られたネルソン(キアヌ・リーブス)は、サラ(シャーリーズ・セロン)が提案する『1ヶ月だけの恋人』を受け入れることにします。
「仕事はせずに私中心の生活をすること」など、最初は振り回されまくるネルソンですが、彼女と生活をする中で自分が本当に求める生き方を見出していき、契約ではなく本当に一緒にいたいと思うようになるのですが…
ラストの終わり方は、特に男性目線で観ると納得できないかもしれませんが、無理にハッピーエンドにされなかったことで、数年が経ったいまでも印象に残っている作品です。
どっちが正しいとかじゃなくて、愛のカタチは人それぞれなんだと、少し大人になったいまではそう思います。
たぶん観終わった後は、誰かとこの映画について話し合いたくなってますよ。
私の頭の中の消しゴム
愛する人の記憶がだんだんと失くなっていく。
泣かせにくる内容なのは間違いないのでかなり身構えて観たんですが、想像をはるかに超えて号泣してしまいました。
前半の2人が出会って恋に落ちていくまでの過程も、韓国映画っぽいテンポの良い掛け合いで楽しめますが、実はラストに向けた伏線が散りばめられています。
たしかに悲しいストーリーですが、暗いというよりは「彼女から自分の記憶が失くなったとしても愛し抜く」というキレイで真っ直ぐな想いが伝わってきます。
「当たり前に側にいてくれる人をもっと大切にしよう」
そんなことを素直に思える作品ですので、ぜひ大切な人と2人で観てみてください。
いま、会いにゆきます
邦画だからって舐めたならダメ。
最近また観てみたんですが、泣けることはもちろん、見終わった後に暖かい余韻に浸れる作品です。
死んだはずの妻が生き返り、梅雨の間だけだけどもう一度家族としての時間を過ごす。
それだけだと感動させる系のよくある映画に聞こえますが、この作品を名作にしているのがラスト20分の回想の部分。
なぜ妻は戻ってきたのか?
タイトルの「いま、会いにゆきます」の意味とは?
映画の内容も素晴らしいですが、竹内結子がとにかく可愛くて『こんな女性と結婚したい!』と男性なら思ってしまうこと間違いなしですよ!
今度は愛妻家
なんの前知識もなしにレンタルしてきて、当時付き合っていた彼女と2人で観たんですが、この映画ほどいい意味で裏切られて、泣かされた作品は他にありません。
前半はトヨエツ演じる仕事もせず、女にもだらしない中年男と、それでも何かと世話をする薬師丸ひろ子とのやり取り、近所に住んでるオカマや、カメラマンの弟子などとのちょっと笑える映画なだけなんですが、中盤から終盤になるにつれてこの映画の真実が明らかになっていきます。
ネタバレを知っちゃうと良さが半減してしまうので詳しくは書けませんが、同じ行定勲監督の作品の「セカチュー」にも負けないぐらいの映画ですので、カップルまたはご夫婦で、休みの前の日の夜にでもゆっくりと2人で観てください。
次の日は間違いなくデートに行きたくなると思います。
ALWAYS 三丁目の夕日
月並みな表現で申し訳ないんですが、心があったかくなるいい映画だなぁと。
本当に大好きな作品で、この1作目はDVDでレンタルしましたが、後の2作品は映画館に観に行ったぐらいです。
なんだろう?
演技力のある俳優陣ばかりなのもありますが、今の日本にはない(失ってしまった)ものを感じるからでしょうか。
少しずつ戦後から復興していく中で、みんな一生懸命働いていて、夢があって、近所の人は知り合いで。
まだ僕の父でさえ生まれたばかりぐらいの頃の話なので、僕が知っているはずはもちろんないんですが、毎日ちゃんと生きようとか、そんなちょっと恥ずかしくもあるようなことを素直に思ってしまう作品です。
ツナグ
辻村深月の原作小説が良すぎて、松坂桃李の主演で映画化されると知ったときは、邦画でよくあるイケメン俳優を起用してダメ映画にするやつかと感じたんですが、観てみると原作の雰囲気をきちんと出していて、いい意味で裏切られました。
「そんな展開ある?」っていう批判は原作からそうなので、向き不向きはあるかもしれませんが、樹木希林・八千草薫・遠藤憲一・佐藤隆太・橋本愛などの共演者がホントにいい味出してるので、素直な気持ちで観れば必ずグッとくるシーンがあります。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
劇場版はアニメ版の総集編&後日談といった内容なので、正直言って劇場版をいきなり観るのはおすすめできないのですが、本気で泣けるアニメなのでここにぶち込みました!笑
「あの花」については別記事で詳しく書いてますが、アニメ版の最終話のラストシーンは、『これで泣かないやつなんているのか!?』ってぐらい泣けます。
なんか名前だけは知ってるけどって方は、僕が保証しますので騙されたと思ってまずはアニメ版を観てください。
きっと思い出に残るアニメになりますよ。
劇場版ではアニメ版の内容を振り返りながら、5人の1年後の様子を描いていますので、アニメ版を観終わったらこちらもぜひ!
STAND BY ME ドラえもん
Amazonレビューを見るとびっくりするぐらい評価が悪いんですが、個人的には普通に泣けただけにそんなに悪くないと思ってます。
たしかに「のび太の結婚前夜」「帰ってきたドラえもん」など、原作の中でも泣ける作品を集めて感動させようという趣旨は見えます。
ただ、小さい頃は観てたけど、大人になって自然とドラえもんを観なくなったすべての『子ども経験者』に観てほしいというコンセプト通り、僕のようにまだ子どももおらず、すっかりドラえもんを観なくなってた大人からすると、懐かしさとか純粋な気持ちなんかがこみ上げてきて、素直に観てよかったと感じました。
しずかちゃんのお父さんの言葉とか、ドラえもんの「僕がいなくてもちゃんとやっていける?」とかズルいよねホントに。笑
月額1,000円で映画もドラマもアニメも見放題のHuluはけっこうオススメ!
僕はもう利用しだして1年半ぐらい経つんですが、月に1,000円で動画見放題の「Hulu」はけっこうオススメです。
もちろん自分が観たい作品をすべて観れるというわけではないですが、どう考えても観きれないぐらいの作品数が配信されていますし、ドラマやアニメは地上波で放送中の新しい作品の取り扱いもあります。
映画も旧作が中心にはなりますが、今回紹介した映画もいくつか配信されていて、『今日は何か映画観たいなー』っていう日にレンタルしに外出することなく、お家でそのままその日の気分で探せるのは本当に楽しいですよ!
登録して最初の2週間は無料で利用できて、そのお試し期間中に解約しちゃえば1円もかかりませんので、まずはどんな作品が配信されているかチェックしてみてください!
▲Hulu以外の動画配信サービスについてはこちらでまとめてます。
まとめ
冒頭でも書いたとおり浅く広いタイプなので、まだまだ僕が知らないだけで、むちゃくちゃ泣ける作品はたくさんあると思います。
『これは泣けるぞ!』っていう映画がありましたら、twitterやLINE@でぜひ教えてください!
それではまた!!
▲泣ける小説のおすすめはこちら。
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