動画配信(VOD)の特徴と見放題で定額制サービスの比較ポイント

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数年前にアメリカから入ってきた動画配信(VOD)サービスですが、今ではCMもバンバン流れたり、abemaTVなどのネットテレビも出てきたりと、日本でもしっかり認知されてきています。

 

そんな僕も2年以上 定額で見放題の動画配信サービスを利用しているのですが、もうすっかりお店にDVDをレンタルしに行くことはなくなりました。

(僕は前にレンタルDVD屋で働いていたこともあるので、時代の流れを感じますが…)

 

そこで今回の記事では、VODって一体なに?という話から、各サービスの比較ポイントまで分かりやすく解説していきます!

おすすめのVODサービスだけ知りたい方はクリックでジャンプします

 

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VODの特徴と注意点

VOD(ビデオ・オン・デマンド)とは?

VOD(ビデオ・オン・デマンド)とは、配信中の作品の中から、観たいときに・好きな作品を・様々なデバイス(機器)で観ることができるサービスのことです。

 

同じ有料でもスカパーやWOWOWが番組表に沿って放送されるのに比べ、VODは自分のタイミングで好きな作品を観ることができるので、家の中でレンタルDVDを借りるような感覚で使うことができます。

※スカパーやWOWOWは録画ができるなど、VODにはないメリットがあります⇒詳細

 

もちろん配信中の作品から選ぶことになるので、100%自分が観たい作品があるとは限りませんが、定額制のサービスの場合、月に1,000円前後の料金で映画もドラマもアニメも見放題なのは本当にお得だと思います。

特に海外ドラマなんてシリーズ全部借りたらいくらかかるんだ?って話ですし。

 

また、大人向けの作品だけじゃなくキッズ向けの作品もたくさん配信されていますので、日中は子供にアニメを観せて、夜は夫婦でゆっくり映画を観る。なんて使い方ができるのもVODのメリットかなと。

 

観たい作品があるかは人によって変わるのでなんとも言えませんが、『観たい作品がありすぎて時間が足りん!』と思ったのが僕の初めてVODを利用したときの感想です。笑

 

画質と通信量について

VODは基本的にYouTubeと同じストリーミング再生(動画をダウンロードしながら再生)なので、観れば観るほど通信量がどんどん増えてしまいます。

で、どのくらい通信量がかかるかですが、これは画質によっても変わってきます。

 

  • SD画質(DVDと同じ)
  • HD画質
  • フルHD画質(ブルーレイと同じ)
  • 4K

 

現在の主流はこんなところ。下にいくほど画像はキレイになり、その分だけ通信量も増えます。

 

ではそれぞれの画質でどのくらい通信量がかかるか調べてみたところ…

 

  • SD画質 ⇒0.68GB/1時間
  • HD画質 ⇒1.08GB/1時間
  • フルHD画質 ⇒1.8GB/1時間

 

となります。

テレビなど大きな画面で観るならHD画質ぐらいは欲しいところなので、ざっと1時間の視聴で1GBと思っておけばいいかなと。

 

スマホの小さい画面ならもう少し低画質でも十分ですが、それでも長時間観てれば月の7GB制限なんてあっという間に引っかかってしまうので本当に注意が必要です。

関連 7GB制限の目安はどれくらい?通信規制を受けないために注意すること

 

僕はWiMAXというポケットWi-Fiを使っているんですが、これは3日間で10GBまでの通信ができて、外にも持ち歩けるので移動中も動画がいつでも観れてかなりおすすめ。

関連 WiMAXのおすすめプロバイダを徹底比較!特徴や料金まで解説します!

 

もし家の中ならWi-Fiが使えるという方なら、VODの中にはダウンロードできるサービスもありますので、あらかじめスマホやタブレットに保存しておいて、外では通信なしで観るのもありだと思います。

 

テレビで動画を観るために

スマホとタブレットは専用のアプリから、パソコンはプラウザから直接観れるので簡単なのですが、問題になるのがテレビで観る場合です。

1人で観るならスマホでも十分ですけど、何人かで観るならテレビに繋げたいですしね。

 

サービスによって多少違いがありますが、VODをテレビで観るために必要なデバイス(機器)には以下のようなものがあります。

  • AQUOS・VIERAなどの一部テレビ
  • PS3・PS4などのゲーム機
  • Apple TV・Fire TV Stickなどの拡張機器

 

僕はもともとPS3を持っていたのでそれを使ってますが、VODをテレビで観るためにテレビを買い替えたり、ゲーム機を買うのはちょっとコストがかかりすぎます。

そこでおすすめなのが「Fire TV Stick」です。

 

テレビのHDMI端子に差してWi-Fiに繋げるだけなので簡単に使えますし、値段も約5,000円とお手頃価格。

 

この記事で紹介するVODを含め主要なサービスにほぼ全て対応していますので、これ1台持っておけば問題ないと思います。

スティックだけ持ち歩けば外出先のホテルなんかでも視聴可能です。

 

主要なVODサービスと比較ポイント

2016年のデータになりますが、定額制の動画配信(VOD)サービスは「dTV」「Hulu」「U-NEXT」の3社で約50%を占めています。

参考 [動画配信(VOD)市場に関する調査結果] 2016年の市場規模は前年の16.0%増 定額制動画配信市場では上位3社が48.3%のシェアを占める

 

20社以上あるVODサービスの中で、半数の人が上記の3社を利用しているわけですから、初めてVODを使ってみるという方はまずこの3つの中から比較するのがいいと思います。

料金などは以下の通り。

 

  dTV Hulu U-NEXT
月額料金 500円 933円 1990円(1,200ポイント含む)
画質 SD/HD/4K HD/フルHD フルHD/4K
同時視聴 × × 4人まで可
ダウンロード ×
無料お試し期間 31日間 14日間 31日間

※料金は税抜きで表示

 

料金は3社それぞれですが、安くても満足できなければお金を払う意味がありませんので、自分に合ったサービスを選ぶことが重要です。

 

では僕が実際に使ってみた感想も踏まえて、簡単に解説していきます。

 

スマホやタブレットで手軽に楽しみたいなら「dTV」

  • 月額料金:500円
  • 無料お試し期間:31日間

 

月額500円と料金の安さからか、VODサービスで加入者が1番多いのがこの「dTV」です。(※2016年)

以前は「dビデオ」といってドコモユーザー限定のサービスでしたが、現在は誰でも加入できるようになっています。

 

特徴は何と言っても月額500円で動画が見放題なことですが、観れる作品数もそれなりといったところ。

公式には12万作品と書いてありますが、カラオケ音源や有料レンタル作品も含めた数字なので、見放題作品だけだと「Hulu」や「U-NEXT」の方が多いです。

 

また画質についてですが、新しく配信された作品はHD画質のものが増えてますが、前からある作品は以前としてSD画質のものが多いので、テレビの大画面で観ると画質の悪さが目立つかもしれません。

 

とはいえ500円で動画が見放題なのはやっぱり魅力的なので、スマホやタブレットで空き時間に気軽に楽しみたい方にはおすすめです。

dTV 公式サイト

 

画質・料金・作品数のバランスがいい「Hulu」

  • 月額料金:933円
  • 無料お試し期間:14日間

 

僕も2年以上利用しているのですが、料金や作品の数、画質などから考えて非常にバランスが良いのがこの「Hulu」です。

すべてHD画質以上なので大きな画面で観ても気になりませんし、見放題作品しかないので『実は有料でガッカリ…』ということもありません。

 

「Hulu」は特に海ドラに強く、独占配信のタイトルもあるので観たい作品には困らないかと。(むしろ時間が…笑)

また、国内ドラマに関しても日テレ系は見逃し配信をやっていたり、限定の追加コンテンツがあったりと、加入していればテレビ好きには何かと嬉しいことが多いです。

 

有料レンタルがないので映画は旧作〜準新作あたりが中心なのがちょっと残念ですが、映画・ドラマ・アニメ・バラエティーの豊富なラインナップが見放題と考えると、月に1,000円払う価値は十二分にあるかと思います。

Hulu 公式サイト

 

Hulu(フールー)のメリット・デメリット、登録方法から解約方法まで徹底解説!
2週間の無料お試し期間があったので、動画配信サービスのHuluに登録してみたのですが、すっかりハマってしまいまして、お試し期間後も継続して利用しています。 今回は実際に使ってみた感想をもとに、Huluのメリット・デメリットを評価していきます...

▲Huluについてより詳しくはこちら。

 

新作も観れるハイブリッド型サービスの「U-NEXT」

  • 月額料金:1,990円
  • 無料お試し期間:31日間

 

「U-NEXT」は月額1,990円と他のサービスに比べて高く感じてしまいますが、毎月1,200円分のポイントが付与される仕組みになっています。(実質790円)

 

このポイントは新作映画などのレンタルに使うことが出来ますので、見放題作品+新作まで観れるのが「U-NEXT」の特徴です。

もし観たい新作がなかった場合はポイントを電子書籍の購入にも使えますので、漫画の新刊を買ったりすればムダなく使えると思います。

 

また、家族4人分までアカウントが作れるのも特徴で、違う作品であれば同時に4人まで視聴できるので、家族みんなで利用できるのも「U-NEXT」のメリットですね。

 

他にも雑誌が読み放題だったり、アダルト(AV)作品まで観れたりと、他のサービスにはない要素がたくさんありますので、値段に見合っただけの価値はあると思います。

親アカウント以外ではR指定作品は観れなくなっているので家族で使っても安心です。

 

31日間の無料トライアルには600円分のポイントも付いてきますので、見放題作品だけじゃなく新作も試してみてください。

U-NEXT 公式サイト

 

トレテノケナカルモミラーミ゙ケォヒセ

▲U-NEXTについてはこちらで詳しく解説しています。(サブブログ)

 

主要3社の比較ポイントまとめ

  • 低価格で気軽に楽しむなら「dTV
  • 料金とサービスのバランスが良い「Hulu
  • 新作も観れて家族でも使える「U-NEXT

 

各社の違いについて簡単に解説しましたが、どう感じるかは人それぞれな部分もありますので、まずは無料期間だけでも使ってみて判断するのがおすすめです。

 

どのサービスでも無料期間中に解約すれば1円も料金はかかりませんので、通信量にだけ気をつけて楽しんでみてください。

 

その他のおすすめVODサービス

FODプレミアム

  • 月額料金:888円
  • 無料お試し期間:31日間

 

フジテレビが配信する見放題のVODサービスがこの「FODプレミアム」です。

配信数は2,000作品ほどとかなり少ないのですが、他のVODではフジ系の作品がほとんど観れませんので、人は選ぶものの需要があるVODと言えます。

 

映画・アニメ・バラエティーも配信されていますが、やはり「FODプレミアム」の特徴は新しいドラマはもちろん、過去の名作ドラマも観れるという点です。

90年代〜2000年代のフジテレビ全盛期のドラマも配信されていますので、30代以上の方ならテンションが上がるラインナップになってると思います。

 

現在のところテレビでの視聴が出来ず、スマホ・タブレット・パソコンに限定されるのがデメリットですが、そこが問題なければ無料期間だけでも試してみてほしいVODです。

FODプレミアム 公式サイト

 

Amazonプライムビデオ

  • 月額料金:408円(年会費4,900円)
  • 無料お試し期間:30日間

 

この「Amazonプライムビデオ」だけは他のVODとちょっと毛色が違っていて、年会費3,900円の「Amazonプライム」の会員限定で利用できるサービスになっています。

500円と割高になりますが月払いもできます。

 

このプライム会員には他にも、音楽聴き放題の「Prime Music」、配信中の本が読み放題の「Prime Reading」などたくさんの特典が付いているので、すべて利用するなら月に408円なんて余裕で元が取れる。

のは間違いないのですが、特典だけのために年会費を払ってプライム会員になるのはおすすめできません。

 

  • 2,000円未満の注文でも送料(350円)が無料
  • お急ぎ便(360円)、当日お急ぎ便(514円)が無料

 

というのがプライム会員の基本的なメリットなので、月に1回以上Amazonで注文をするかどうかで判断をしてください。

 

僕もプライム会員なので「Amazonプライムビデオ」もたまに観てますが、VODサービスだけのために月額408円払うなら「dTV」や「Hulu」を使った方が見放題作品も多いです。

 

ただ、月に1回以上はAmazonを利用する方が、『空いた時間に何か観たい』ときにはこれだけでも十分なクオリティーなので、ライトユーザーなら「Amazonプライムビデオ」だけでも楽しめると思います。

 

Amazonプライム会員にも30日間のお試し期間がありますが、期間が終了すると自動的に年会費の支払いがされてしまうので、その点だけご注意ください。

Amazonプライム 公式サイト

 

まとめ

VODを利用しだしてもう2年が経ち、レンタルDVDはほぼ利用しなくなり、金曜ロードショーなどにも期待することはなくなりました。

 

今後もテレビ⇒オンデマンドの流れは加速していくと思われますので、まだ使ったことがない方は気になったVODをお試し期間だけでも使ってみるとこから始めてみましょう!

くれぐれも寝不足にならないようにだけご注意を…笑

 

それではまた!!

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この記事を書いた人
たもつ

福岡市在住。86年生まれ。2014年にうつになり失業。そこから会社に属さない生き方を目指してブログを始め個人事業主に。現在はホームページ制作などクライアントワークにも挑戦中。お仕事のご依頼受け付けてます。詳しくはプロフィールページをご確認ください。

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