もう迷わない!元バー店員がおすすめする定番カクテル30選

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おしゃれなバーでカクテルを飲んでみたいけど、メニュー見ても文字しか書いてないから何を頼んでいいのか分からない…。その気持ちめっちゃ分かります。

僕もバーで働き始めたころはカクテルの名前とか全然分からなくて、注文されたら必死でメモ取ったりしてましたから。

そこで今回の記事では、バーにあまり行ったことがなくても頼みやすいおすすめの定番のカクテルをご紹介していきます。

この3つに大きく分けていますので、その日の気分で選んでみたり、お連れの方のお酒を選んであげるときにも参考にしてみてください。

あと定番カクテル(ロングカクテル)はお酒+ジュースで割るだけで作れるものも多いので、リキュールを買って自宅で作ってみるのも楽しいです。

写真やカクテルのレシピはサントリーの「カクテルレシピ検索」から引用しています

よく知っているあのカクテルもバーで飲むと違う

今回ご紹介するカクテルの中には、居酒屋やカラオケの飲み放題でよく出てくるカクテルも入っていますが、それは飲んだことあると侮るなかれ。

1杯1,000円前後するバーで飲むと全く味が違います

僕もそういったド定番のカクテルを馬鹿にしていたのですが、ちゃんとしたところで飲むとこんなに美味いのかと働きだしてから本当に驚きました。

もちろん居酒屋やカラオケではメニューにないカクテルを楽しむのもいいですが、そういったシンプルなカクテルの味の違いを楽しむのもおすすめです。

分からないことは店員さんに確認しよう!

名前を見てもどんなカクテルか分からないときは、入っているレシピやどんな味がするのか恥ずかしがらずに聞いてみましょう

カクテルは3000種類以上あるとも言われてますし、バーテンだってレシピが思い出せないときはお客さんにバレないようこっそり調べたりするぐらいです。

変にカッコつけずに分からないことを質問できることこそカッコいいと思うので、おしゃれなバーでも肩肘はらずに何でも聞いてみましょう。

それでは次からカクテルをご紹介していきます。

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スッキリした甘くないカクテル

スッキリして飲みやすい定番のカクテルをご紹介していきます。

甘みもアルコールも控えめなので、2件目でバーに行ったときにもおすすめです。

ジントニック

ジン・トニック

ジンの少し薬草のような風味と、トニックウォーターのほのかな甘みが特徴。夏は1杯目から頼んでビール代わりに喉を潤すのもおすすめです。

シンプルですがジンの種類によって味も変わりますし、ジンとトニックの混ざり具合や氷の溶け具合でも味が変わるので、色々なバーで飲んでみるのも面白いです。

トニックをソーダに変えると「ジンリッキー」、ジンジャエールに変えると「ジンバック」と名前も変わります。

  • ジントニック:ジン+トニックウォーター
  • ジンリッキー:ジン+ソーダ
  • ジンバック:ジン+レモンジュース+ジンジャエール

ジンは1本あると混ぜものを変えるだけで色んなカクテルが楽しめておすすめ。

トムコリンズ

トムコリンズ

いつもジントニックを飲んでる方におすすめしたいのが、このトムコリンズ。

同じ作り方だとジンフィズが有名ですが、分量が違いますし何よりトムコリンズを注文した方がお酒知ってる感が出ますよね。

ジンをトニックで割るシンプルなジントニックに比べ、トムコリンズ(ジンフィズ)はちゃんとしたバーだとシェイクした材料をソーダで割ったりもします。

1杯目はジントニック、2杯目はトムコリンズと味の違いを確かめるのもいいですね。

カンパリソーダ

カンパリ・ソーダ

カンパリは色だけ見ると甘そうなんですが、実はけっこう苦くて独特の風味があるリキュールです。

僕はこのカンパリが大好きでロックで飲んだりもするんですが、このソーダで割ったカンパリソーダが一押し。苦味があるのでチョコレートと一緒に飲むのも美味しいです。

カンパリを使った有名なカクテルには「スプモーニ」があります。

スプモーニ:カンパリ+グレープフルーツジュース+トニックウォーター

モスコミュール

モスコミュール

ウォッカをジンジャエールで割ったカクテルで、ウォッカベースの中では1番有名なカクテル。ジンジャエールを使っているので、少し甘みがあるのが特徴です。

写真ではモスコミュールではなく「モスコーミュール」と表記されてますが、どうやらこちらが正式名称みたい。日本ではモスコミュールのほうが伝わると思いますが。

ウォッカもジンと同じく割るだけで簡単にカクテルが作れるので、宅飲みに1本あると便利。

  • ウォッカトニック:ウォッカ+トニックウォーター
  • スクリュードライバー:ウォッカ+オレンジジュース

ソルティードッグ

ソルティドッグ

こちらはウォッカをグレープフルーツジュースで割ったものですが、特徴はグラスの飲み口に塩がついてること。

塩とグレープフルーツでかなりさっぱりしてますし、お酒があまり強くない人にもおすすめです。

ソルティードッグはイギリス英語のスラングで「甲板員」を指すらしく、波や潮風を浴びて働くことから「塩辛い野郎」という意味になったとか。

カクテルの名前は色々と意味があるのが面白いですね。

キューバ・リブレ

キューバ・リブレ

キューバ独立戦争のときに、アメリカ軍人がたまたまラムにコーラを入れて飲んでみたことから広まったというカクテル。

キューバリブレの由来は【キューバの自由(Cuba Libre)】から来ているというからカッコいい。

ラムはサトウキビから作られていて独特の甘さがあるのですが、僕はコーラで割るのが1番好きです。

キューバリブレ(キューバリバー)=ラムコークなので、どちらで頼んでも構いません。

マタドール

マタドール

テキーラ・パインジュース・ライムという不思議な組み合わせのカクテル。

実際に飲んでみても不思議な味がするんですが、テキーラの独特の風味とパインが意外にマッチしてて、フルーティーな口当たりになってます。

奇跡的なバランスで美味しくなった…みたいな一杯。

ライムジュースではなく、テキーラ・パインジュース・ココナッツミルクの組み合わせにすると、「ピニャコラーダ」というこれまた有名カクテルになります。

カミカゼ

カミカゼ

名前のカッコよさに惹かれて初めて飲んでからハマってしまい、大好きになったのがこのカミカゼ。

ウォッカにライムジュース、オレンジの皮から作ったキュラソーがレシピなので、キリッとした味が特徴。スッキリしたカクテルが好きな方には一押しの1杯です。

けっこう強いカクテルなので、ガンガン飲まずにゆっくり飲みましょう。

モヒート

モヒート

ラムとソーダをベースにミントをたっぷり入れたカクテル。けっこう飲む人を選ぶと思うんですが、僕はめっちゃ好きです。

モヒートもミントが効いてすっきり飲みやすいカクテルなので、夏の暑い時期におすすめ。

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飲みやすい女性向けのカクテル

ここからはアルコールが低めで女性でも飲みやすいもの。色がきれいで見るだけでもテンションが上がる定番カクテルを紹介していきます。

女性向けとしてますが、もちろん男性が頼んでもOKです!

シャンディーガフ

シャンディーガフ

ビールとジンジャエールを1:1で割ったものですが、これだって立派なカクテルです。

普通のビールは苦手だけどシャンディーガフなら飲める方も多いので、最初はビールで乾杯!のときはジンジャエールを頼んで自分で割るのもいいと思います。

ジンジャエールをトマトジュースに変えると「レッドアイ」になります。

カルアミルク

カルーア・ミルク

女性が飲むお酒というイメージがあったのですが、バーで飲んだときにあまりにも美味しくて、カルーアを買ってしまったぐらい衝撃を受けたカクテル。

つまりはコーヒー牛乳なわけですが、冬は牛乳を温めてもらうと「ホット・カルアミルク」になってこれも美味しいです。

アルコール度数も低いので、あまりお酒が強くない方にもおすすめ。

コーヒー好きの方には、カルアミルクにインスタントコーヒーをトッピングした「ビターカルアミルク」もあります。

カルーアは家に1本置いておくと女子との宅飲みで喜ばれること間違いなし。

チャイナブルー

チャイナブルー

ライチとグレープフルーツの組み合わせなので飲みやすく、色もほんのり青くてキレイなので、女性が悩んでいるときはよくおすすめしていたカクテル。

アルコール度数が高くないのもいいですね。

ライチが好きなら男性でも美味しく飲めると思います。

カシスオレンジ

カシスオレンジ

今ではカラオケや居酒屋など、どこでも飲める定番カクテルなイメージですが、それだけ世界中で愛されているカクテルとも言えます。

アルコール度数は低いので、お酒が弱い人でも飲み会を楽しめるのはいいですね。

オレンジジュースをグレープフルーツに変えると「カシスグレープフルーツ」に。ソーダに変えるとすっきりした「カシスソーダ」になります。

あとティフィンという紅茶のリキュールを混ぜた「ティフィンカシスティー」も美味しいので、いつものカシオレに飽きたら試してみてください。

カシスリキュールも買っておくと、ジュースを変えて気軽にカクテル気分が味わえます。

ファジーネーブル

ファジーネーブル

同じオレンジジュースですが、ピーチのリキュールで割るとファジーネーブルになります。

ピーチの甘みが加わるので、より女の子向けのカクテルですかね。

ピーチリキュールを烏龍茶で割る「ピーチウーロン」も定番ですが、飲みやすくてあまり酔わないのでお酒が強くない人にもおすすめ。

キール

キール

白ワインにカシスのリキュールを入れたカクテル。よく女性が頼んでいるイメージがあります。

白ワインをシャンパンに変えると「キール・ロワイヤル」というカクテルに。

どちらもカシスリキュールがあればお家でも簡単にできますので、ぜひやってみてください。

ワインクーラー

ワインクーラー

ワインにオレンジジュース・クラッシュアイスと夏っぽいカクテル。

アルコールも高くないですし、見た目もキレイなので女性がジュース感覚で飲むのにおすすめです。

ワインはロゼじゃなくて赤でも白でも合うので、自分な好きなワインで作ってもらうのもいいと思います。

フローズン・ダイキリ

フローズン・ダイキリ

フローズンスタイルの先駆けになったのが、このフローズン・ダイキリ。ヘミングウェイが大好きだったカクテルとしても有名です。

フローズンカクテルは女性に喜ばれることが多いのですが、アルコールは普通に入っていてけっこう強いので注意。

チチ

チチ

トロピカルなカクテルの中でも定番はこのチチ。ココナッツミルクが入っているのでかなり飲みやすいです。

アルコールも高くないので、あまりお酒に強くない女性にもおすすめ。

海沿いで飲みたいですなぁ!

メロン・ボール

メロン・ボール

ミドリというメロンリキュールを使ったカクテル。

メロンの甘さとオレンジジュースがマッチして飲みやすいですし、色も緑で可愛いので女性におすすめしてあげるのもいいかも。

オレンジジュースをグレープフルーツジュースや、パイナップルジュースに変えることもできます。

グラスホッパー

グラスホッパー

その色味から『バッタ』という意味の名前がついたグラスホッパー。

カカオのリキュールと生クリームが入っているので、デザート感覚で飲めるカクテルです。

僕はミントが強くて苦手ですが、毎回頼む人もいてハマる人にはハマる1杯かと。

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バーで頼むとカッコいい!オシャレなカクテル

ここまではリキュールさえあれば家でも作れる定番のカクテルが多かったですが、やっぱりバーでしか飲めないものが飲みたい!シェイクしてほしい!

という方向けにおしゃれなカクテルをご紹介していきます。

アルコール度数も高いものが多いので、飲みすぎには気をつけましょう。

マティーニ

マティーニ

カクテルの帝王と呼ばれ、バーテンダーの腕が分かることから『マティーニに始まりマティーニに終わる』という言葉があるほど。

007でジェームズ・ボンドが飲んでたことでも有名ですね。

かなり辛口で大人な味なんですが、一度は飲んでみてほしいカクテルです。

X.Y.Z

x.y.z

ラムとオレンジ系リキュールのキュラソー、レモンジュースの組み合わせのショートカクテル。

アルコール度数は高いですが、甘さと酸味のバランスの取れたすっきりした飲み口が特徴です。

名前の由来はアルファベットの最後。終わりという意味から『これ以上のカクテルはない』『最高のカクテル』という意味が込められ1杯。

ラムをブランデーに変えると、これまたオシャレな「サイドカー」というカクテルになります。

アラウンド・ザ・ワールド

アラウンドザ・ワールド

『世界一周』という名前と、キレイな緑色から中二心をくすぐられるのは僕だけでしょうか。

辛口のジンがベースですが、ミントとパインジュースで飲みやすい口当たりになってます。

夜景が見えるバーとかで飲んだら、ひときわオシャレに見えそうなカクテルですね。

雪国

雪国

日本人のバーテンダーが作ったカクテルとしては最も有名な雪国。

グラスの縁についた砂糖で雪が表現されていて、マジでお洒落です。

アルコール度数は強いのですが、甘くて飲みやすいので女性にもおすすめ。

ピンクレディ

ピンクレディ

グレナデンシロップのピンク色がなんともオシャレな一杯。

ジンの辛みがグレナデンの甘味といい感じにマッチしてるので、見た目も味も女性におすすめなカクテルです。

グレナデンシロップをブルーキュラソーに変えると、青色の「ブルーレディ」。

卵白をホワイトキュラソーに変えると、白色の「ホワイトレディ」になるので、見た目の色で選んでみても面白いかと。

ミモザ

ミモザ

もっとも贅沢なオレンジジュースと言われるミモザ。シャンパンをオレンジジュースで割ったものなので、飲みやすくパーティーで出されたりもします。

シャンパンとオレンジジュースがあればできるので、お家でのちょっとしたパーティーで出したりすると喜ばれるんじゃないでしょうか。

ロングアイランド・アイスティー

ロングアイランド・アイスティー

紅茶は一切入っていないのに、何故かアイスティーの味がする不思議なカクテル。

名前がオシャレなのもいいですよね!

ただしジン・ウォッカ・テキーラの組み合わせでけっこうキツイので、あまり強くない方は頼まないほうがいいです…

ニコラシカ

ニコラシカ

初見殺しナンバーワンのカクテルと言えばこのニコラシカ。初めて注文されたのを見た時は、どうやって飲むのかさっぱりでした。

飲み方としては、砂糖の乗ったレモンを半分に折って先に口に入れ、その後でブランデーを飲みます。口の中で完成するカクテルというわけです。

ブランデーが苦手な方にはあれですが、さらっと頼むと通っぽいですよ!

セックス・オン・ザ・ビーチ

セックス・オン・ザ・ビーチ

すいません。名前があれなんで紹介したかっただけです…

トム・クルーズ主演の映画「カクテル」で有名になったカクテル。

メロンリキュール、木いちごのリキュールにパイナップルジュースなので、飲みやすいのも特徴。まぁちょっと注文しにくいんですけどね…

ゴッド・ファーザー

ゴッド・ファーザー

映画「ゴッド・ファーザー」の公開後に作られたカクテル。なんと言っても名前がカッコいい!

ウイスキーとアマレットがあれば作れるので、お家で「ゴッド・ファーザー」を観ながら飲むのも相当オシャレだと思います。

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まとめ

カクテルの種類はたくさんあるので全てはご紹介できませんが、カクテル選びの参考になれば嬉しいです。

ぜひここに載っていないカクテルも試してみてくださいね!

それではまた!!

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この記事を書いた人
たもつ

福岡市在住。86年生まれ。2014年にうつになり失業。そこから会社に属さない生き方を目指してブログを始め個人事業主に。現在はホームページ制作などクライアントワークにも挑戦中。お仕事のご依頼受け付けてます。詳しくはプロフィールページをご確認ください。

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たもトピ

コメント

  1. より:

    あまりバーに行く機会がないので、カクテルの名前と味が
    分からなくて、いつもオーダーに困ってしまいます。
    少しは覚えないと!笑

    • たもつ たもつ より:

      Kさん。コメントありがとうございます!行く機会がないと覚えるの大変ですよね… まずは定番のロングカクテルから1つ好きな好きなカクテルを見つけておくと、困ったときにどのお店でも注文できて便利だと思います!

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