WiMAXでは独自回線のほかに、auの4G LTE回線を使える端末もあります。
WiMAX回線はビルの内部や地下などでは電波が入りにくいので、そんな時に繋がりやすいau回線に切り替えられて便利な機能…
なのですが、そんなau回線(ハイスピードプラスエリアモード)を使いすぎてしまい、深刻な速度制限に引っかかってしまったので、自戒をこめて情報をシェアしていきます。
- ハイスピードモード = WiMAX回線
- ハイスピードプラスエリアモード = au 4G LTE回線
ハイスピードプラスエリア(LTEオプション)の仕組み
au LTE回線は有料のオプションなので、通常であれば7GBの通信で月に1,005円(税込1,105円)のオプション料金がかかります。
ですがプロバイダーによっては特典でこのLTEオプション料金を無料にしている場合があり、僕の契約でも無料で使うことができました。
なので電波が入りにくいカフェなどではau LTE回線に切り替えて作業してるんですが、使い終わった後についうっかりWiMAX回線に戻すのを忘れてしまったんです…
なんか遅いなーっと思ってみてみると、ハイスピードプラスエリアモードでの通信が7GBを超えちゃってます。この時は回線を戻せばいいと思ってたのですが…
ハイスピードモード(WiMAX回線)に戻しても遅いままじゃないですか…!!
まさかと思って調べてみると、ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えると、ハイスピードモードでも128kbpsの速度制限をするとありました。
なんで関係ないWiMAX回線でも遅くなるんだよ!!
しかも制限速度の128kbpsがむちゃくちゃ辛い。SNSを開いても画像は表示されず、動画なんてもちろん再生できない重さです。
ハイスピードモード(WiMAX回線)でも3日で10GB以上の通信をすると制限がかかりますが、こっちは1Mbpsでなんとか動画は見れるレベル。
1Mbps=1000kbpsなんで、速度制限されたWiMAX回線の約1/10の速度しか出ないと考えると鬼畜なまでの制限ですね。
まだ月末まで10日以上あり、これじゃ仕事にもならないんでお金払ってでも制限解除したいと調べたところ…
月途中での解除は出来かねます。翌月1日までお待ちいただく必要がございます。
はい。128kbpsというクソ速度で月末まで過ごすことが確定しましたw
au LTE回線を使うなら端末の設定をしておこう!
auトラップと言っても過言じゃないハイスピードプラスエリアモードですが、実は速度制限を防ぐよう端末で設定できます。(←制限になってから知りましたw)
W06端末の場合は、まず「通信モード自動切替」をタップ。
次に「通信モード自動切替」のバーをタップしてオンにします。
すると設定した通信量を超えると自動でハイスピードモードに切り替わるように設定できるので、僕のように戻し忘れで7GBを超えることは防げます。
または通信量ではなく、一定時間通信していなければ自動で戻す機能もあり。僕のようにカフェで短時間だけ使うときはこっちを設定しておくのが良さそうです。
残念なのはハイスピードエリアモード中にしか設定できないこと
デフォルトのWiMAX回線(ハイスピードモード)中にこの自動切替設定を有効にすると、ハイスピードプラスエリアモードに切り替わってしまいます。
つまりハイスピードプラスエリアモード使用中にしか自動切替設定はできません。ずっと機能を有効化できれば便利なんですけどねー。
なんでau LTE回線に変える→自動切替設定もしてから使う。ってやり方がうっかり速度制限を防ぐコツです。
まとめ
もうWiMAXは6年以上使ってるので全て分かった気になってましたが、こんな落とし穴もあるんですね…
僕は月末まではなんとか耐えて、その後は端末の設定をしっかりして上手にau LTE回線も使いこなしていきたいと思います。みなさまもお気をつけて…
それではまた!!
追記:新しいWiMAX+5Gでは改善されてます!
LTEオプションを使いすぎるとデフォルトのWiMAX回線に戻しても速度制限がかかる。こんな謎仕様は僕以外にも不満に思う人がたくさんいたのでしょう。
新しく始まったWiMAX+5Gでは、LTEオプションの速度制限はWiMAX回線には影響されないよう正しく改善されました!
もうこれだけでも5G版に変える理由になりますが、通信量も3日で15GBまでに緩和されていたりと進化してるので、気になる方は⬇︎の解説記事もチェックしてみてください。
コメント