いやー。
久しぶりに読んでほっこりすると言いますか、あったかい気持ちにさせてくれる漫画に出会いました。
それがこれ。「喰う寝るふたり 住むふたり」。
ざっくり書くと同棲しているカップルの日常を描いた作品なんですが、1つの出来事を彼氏目線・彼女目線の2話に分けて書かれているので、片方ではなく両方の気持ちが分かるという面白い作りになっています。
出てくるのは『長く付き合ってるとそんなことあるよね!』というあるあるネタばかり。
でもそんな小さな事件にケンカしてぶつかって、落ち込んで、相手のことを考えて、忘れてた自分の気持ちに気付いたりして。
僕も前に4年付き合ったけど別れてしまった彼女がいたんですけどね…
ホントに付き合ってた時に読みたかったこれ(;´Д`)
まぁさすがにその子と今さらどうこうしたいとかはないんですが、隣にいてくれる幸せに気付かせてくれる。
そんな漫画なので、長く付き合ってるカップルや、それこそ結婚してる方にも2人で読んでみてほしい作品です。
「喰う寝るふたり住むふたり」の簡単なあらすじ
高3の時から付き合いだして10年。同棲を始めてからもう8年。
その話をすると周りからは必ず『なんで結婚しないの!?』と言われるけど、その気がないわけではない。
ただ、8年も同棲してると結婚したからといって何かが変わるとも思えないし、子供もいつか欲しいとは思うけど今すぐにってわけじゃない。
というか『プロポーズもちゃんとされてないし』と思っていたら…
プロポーズされてました!
いや、正確にはプロポーズしたつもりでいたんだけど…
全然伝わってませんでした…笑
いやこのプロポーズは仕方ないと思うけど、勝手に伝わってると思い込んでるのもよくある話です。
そんな不器用だけどお互いのことを大切に想っている2人が、いろんな出来事を通して、時間をかけながら自分たちのペースで自分たちの幸せの形を探していきます。
めっちゃ共感できる長いこと一緒にいる2人の悩み
Hをほとんどしなくなった
これは男性側の悩みなのかなと思っていましたが、作中では女性側の悩みとして描かれています。
たしかに女性から誘うのは勇気がいるでしょうし、それで断られたら泣きたくもなっちゃうかも。
彼氏側の意見としては、やりたくないわけじゃないけど、日常の生活からいきなりそういう雰囲気に切替えられないという思いが語られていますが、これもむっちゃ分かる!
でも変な意味じゃなく、Hでしか得られない安心感みたいなのって絶対あるよなーっと。
生活のためになんでも効率的になってしまう
友達に新しく彼氏が出来て、自分たちとの違いに気付くシーン。
もちろんいつまでも付き合いたてのカップルみたいにはいかないし、一緒に生活していくなら冷たく見えても言わなくちゃいけないこともある。
でも付き合ったばかりの頃を思い出すと、ムダにプリクラ撮ったり、ムダにお洒落して出かけたり、ムダにお揃いの物を身につけたり。
たしかに家でご飯を食べたら安いのかもしれないし、お互いの生活のリズムを大事にしたほうが楽なのかもしれないけど、たまには付き合ったばかりの時みたいに、あえて『ムダ』なことをするのも大事かもしれませんね。
でもずっと一緒にいる2人だから言わなくても分かることがある
こういうのめっちゃ好き。笑
長く一緒にいるからこその悩みはたしかにあるけど、長く一緒にいるからこそ2人だけが分かる「当たり前」がたくさんある。
少しずつドキドキはしなくなるのと比例して、お互いのことが分かっていくのってやっぱりいいですよね。
まとめ
色々と書いてきましたが、「喰う寝るふたり 住むふたり」は巻数も5巻で完結と短いですし、同棲していないカップルでもお互いに読んで感想を言い合ってほしい漫画です。
読むと絶対に相手のことを考えてしまう作品なので、2人で住むリビングには必ず置いておきましょう!笑
それではまた!!
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