僕は10代や20代の前半ぐらいまで、「優しすぎるから」という理由でいつもフラレてきました。
当時の僕はその意味が全く分からず、『優しくて何が悪いんだよ!』って思ってて。
『けっきょく他の男が好きになっただけなんだろ?』とか考えたり。
でも今思うに、優しさの意味を履き違えていたんだなーっと思います。
本当に相手のことを愛しているならば、優しくないことが優しさの場合もある。
僕と同じように「優しすぎる」という理由でフラレてしまう方はその原因をゆっくり考えてほしい。
そして次の恋愛に活かして欲しいと思います。
刺激が足りなくなる
これは結婚を考える年齢ではない、若い時に当てはまることかもしれませんが、「優しすぎて刺激がない」ということも考えられます。
いつどんな時でも優しい人って、ある意味で安牌すぎて刺激がないんですよね。
この人はいつでも自分のことを好きでいてくれる安心感がある人というのは、反対に言うと全くドキドキしない存在になりかねないということです。
だからといってちょいワルになろうといきがってみたり、心配させてやろうと他の女の子の遊んでみたりすると逆効果になる可能性が高いので、テクニックでどうこうするよりは次の優しさの本質について考えてみてほしいと思います。
優しさの意味を履き違えていないか
このことに僕が気付かされたのは「シュガー&スパイス 〜風味絶佳~」という映画の中で主人公が彼女にフラれた後に言ったセリフからでした。
「僕は今にも壊れそうな愛を目の前にして、それが壊れてしまわないよう大事に扱うことしかできなかった。」
セリフはうろ覚えですが、この言葉にはっとさせられたのを今でも覚えています。
彼女のことが好きすぎて関係が壊れてしまいそうなことは言えない。
本当は思ってることがあるのに、相手を傷つける発言はできない。
その頃の僕はそうでした。
でもそれって本当の優しさですか??
表面的には優しいけど、相手のためになってないんじゃないですか??
相手のことが本当に好きなら、言いづらいことも言ってあげる。
それで関係が壊れることを怖がってるのって、結局は自分のことしか考えてないんですよね。
この人を手放したくない的な。
あとフラれる側から考えると、下手に優しくされてフラれるより、ぐうの音も出ないぐらいボロクソに言われたほうがその時は辛いけど長い目で考えると楽だったりします。
優しくされるといつまでも未練が残りますから。
そういう意味では一見ひどいことを言っているようで、相手のことを考えた優しさがあるということになりますね。
いつも優しすぎるという理由でフラレてしまう方は一度考えてみてください。
その優しさは自分のためのものではなかったか。
相手のことを本当に考えていた優しさだったのか。
大事に大事にすることだけが優しさじゃありません。
この恋愛が終わってしまうとしても、相手のことを想って行動することができるかどうか。
ここに本当の優しさがあると僕は思っています。
まとめ
余談ですが、ウチの両親は結婚直前に婚約破棄をしたらしく、もしかすると僕は生まれてこなかった可能性があります。
母から婚約破棄を申し出たそうなのですが、その時に父が、「去るものは追わない」と言って本当にその後連絡を全くしてこなかったことが、母の気持ちを変えたそうです。
この話を聞いた時は父の男らしさに正直感動しました。
普段の父は全然男らしいタイプじゃなかったので・・・笑
自分以上に相手のことを想える。
そんな相手に出会えたならそれはとても幸せなことですね。
それではまた!!
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