先月ちょっと所用で宮崎まで行かなくてはいけなかったので福岡から高速バスを利用したんですが、夜行バスではないとは言え片道4時間以上のバス乗車は30歳の僕には少し辛かったです…
宮崎で現地の人に話を聞いたり、あらためて移動手段を調べてみると、車・高速バス・飛行機・B&Sという4つの方法があることが分かりましたので、それぞれにかかる金額や時間を比較してみました。
僕が感じたメリット・デメリットや、予約のタイミング別におすすめの移動方法も書いてありますので、福岡〜宮崎間の移動手段を検討している方は参考にしてみてください。
料金と所要時間の比較
車 | 高速バス | 飛行機 | B&S | |
---|---|---|---|---|
料金 | 4,520円+ガソリン代 | 3,900円 | 5,500円 | 5,000円 |
時間 | 3時間11分 | 4時間50分 | 45分 | 3時間4分 |
備考 | 高速道路は休日料金 | 料金は3日前までのWEB早割 | 料金は28日前までの早割 | 料金は14日前までの早割 |
B&Sとは新幹線が繋がっている博多〜新八代間は新幹線を使い、新八代〜宮崎までは高速バスを使うというものです。
こうして表にしてみると、28日前までの早割料金とはいえ、料金はそこまで変わらないのに45分で着いちゃう飛行機のお得感が凄いですね。
とはいえ、値段と時間だけでは判断できない部分もありますので、次からはそれぞれの移動手段のメリット・デメリットを考えていきます。
それぞれの移動手段のメリット・デメリット
車(自家用車)を使う場合
料金:4,520円+ガソリン代〜 ※平日は6,460円
時間:3時間11分
メリット
- 出発時間や休憩時間など自分のスケジュールで行動できる
- 現地に着いても自分の車をそのまま使うことができる
- 人数が多ければ多いほど1人あたりの費用が安くなる
デメリット
- 自分で運転しなくてはいけないので疲れる
- 1人で移動する場合、ガソリン代まで入れると高い
高速代金の4,520円はあくまで休日割引きが適用された料金なので、平日に移動してガソリン代まで入れると片道で1万円近くかかることを考えると決して安くはないです。
また、他の移動手段と違い自分で運転する必要があるので、事故に注意したり疲れを考慮したりしなくてはいけません。
ただ、車なら自分の好きな場所に寄り道しながら移動することもできますし、とくに宮崎では車がないと観光をするには非常に不便ですので、現地でレンタカーを借りる手間がないのはメリットですね。
あとは車なら何人で移動しても同じ料金なので、人数が多ければ多いほどお得な移動手段になると言えます。
高速バスを使う場合
料金:3,900円〜
時間:4時間50分
メリット
- 1人での移動だと車で移動するより安い
- 車と違い自分で運転する必要がない
- 当日にチケットを買ってもそれほど値段が変わらない
デメリット
- 途中で乗客を乗せるためによく停車するので車より時間がかかる
- 休憩時間を自分の好きなようには取れない
- 現地で車を使う場合は別途レンタカーなどが必要
乗車日の3日前までにWebから予約すれば片道3,900円と最安値な高速バスですが、そのぶん移動時間は約5時間とこちらも最長です。
車と比べて時間の違いがあるのは、途中で10分ほどの休憩を2回挟むことに加え、乗り降りできる場所が細かくあるせいで途中停車が多いことに原因があります。
ただ、車と違い自分で運転する必要がないので楽なのは間違いなく、当日にバスセンターなどでチケットを買っても4,600円ほどと、急な移動にも気軽に利用できるのはメリットですね。
僕が実際に利用した「フェニックス号」は1日の便数も約30便と多く、3列シートのバスを選べばかなりゆったりと座れましたので、高速バスを使う際は参考にしてみてください。
飛行機を使う場合
料金:5,500円〜
時間:45分
メリット
- 圧倒的に早い
- 21日前までの早割が適用されると料金も安い
- 福岡・宮崎ともに空港までのアクセスも良い
デメリット
- 早割が適用されないと片道1万円以上と高い
- 現地ではレンタカーなどが必要
『上昇が終わったと思ったらすぐ下降する』とまで友人に言わしめた飛行機は、手荷物検査などの時間が加わるとはいえ45分というフライト時間は魅力的。
福岡・宮崎ともに空港から市内へのアクセスが良いのも嬉しいです。
ただ、28日前割・21日前割で予約できれば6,000円前後と安いのですが、それ以降になると片道12,600円になるので、早めに分かっている予定で、かつ変更がない場合にしか使えないのには注意が必要かと。
福岡〜宮崎間をメインで飛んでるのはANAとJALなので、それぞれの料金を比べてみるといいですね。
B&Sを使う場合
料金:5,000円〜
時間:3時間4分
メリット
- 新幹線も使うので高速バスより早い
- 7日前まで割引き料金で予約できる
デメリット
- 半分は高速バスなのでやっぱり時間はかかる
- 良いも悪いも中途半端
宮崎の方と移動手段の話をしてたら、やたら「B&S」と言われるので何かと思ったら「バスと新幹線」だったっていう。(そのまんまw)
福岡までの出張があるサラリーマンの方はよく利用しているみたいですね。
博多から新八代(熊本)までは新幹線を使うので高速バスよりは2時間ほど早いのですが、半分はバスなので3時間はかかるという中途半端な感じではあります。
ただ、7日前までの予約なら早割料金と直近の予定にも対応できますし、それ以降で予約しても片道7,000円なので、飛行機代は出せないけどバスよりは早く着きたいという方にはいいのかなと。
予約は「JR九州バス」のページからできます。
予約のタイミング別おすすめの移動方法
ここまで書いてきた通り、どの段階で予約をするかによっても金額が大きく変わってきますので、予約のタイミング別におすすめの移動方法もまとめておきます。
今回は1人での移動で考えていますので、人数が多い場合には車での移動と比較して検討してみてください。
出発の21日前までの予約⇒飛行機
出発日の21日前までに予約をするなら、片道45分、6,000円前後で移動できる飛行機が圧倒的におすすめです。
しかも座席が狭いLCCではなくANA・JALでこの値段ですから、大きすぎる荷物を運ぶなどの理由がなければ飛行機の1択でいいんじゃないでしょうか。
出発の14日〜7日前までの予約⇒B&S
飛行機の早割期間が過ぎてしまっていて、出発の7日前までの予約ならばB&Sがおすすめ。
片道5,000円なら高速バスとほとんど変わりませんし、移動時間も自分で車を運転するよりも早いので、飛行機がダメならB&Sを使うのがいいと思います。
出発の直前〜当日⇒高速バス(車)
高速バスなら3日前までの早割がありますし、当日チケットを買ってもそれほど金額が変わらないので、直前の予約なら高速バスがおすすめです。
ただ、前述の通り高速バスは片道約5時間とかなり時間はかかりますし、車もどのタイミングでも金額は変わりませんので、直前なら現地で利用する予定がなくても車で行くのもいいかなとは思います。
まとめ
先月の宮崎行きはけっこう早い段階から分かっていたのに、飛行機がこんなに安いと知らなかったので時間をずいぶん浪費してしまいました…
人によって好き嫌いはあるかと思いますが、今回の記事も参考に自分にとってベストな移動手段を検討してみてくださいね!
それではまた!!
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