2022年の大河ドラマが発表されましたね!
三谷幸喜&小栗旬という脚本・キャストの華やかさは目につくものの、題材としては渋いとこきたなー!というイメージです。
今回は「鎌倉殿の13人」のざっくりとしたストーリーと、過去の大河ドラマを振り返りながら、今作への個人的な感想を書いていこうと思います。
予習におすすめの本やドラマも紹介しますので、ドラマがスタートする前に少し勉強しておきたいという方は参考にしてみてください。
「鎌倉殿の13人」のあらすじをざっくり解説
主演の小栗旬が演じるのは北条義時という人物。歴史好きの僕も、最初に見たときは「誰だっけ?」ってなりました。
彼のお姉さんは北条政子。鎌倉幕府を開いた源頼朝の奥さんです。
なので物語の序盤は、頼朝の挙兵 ⇒ 平氏を倒して幕府を開くところまでが描かれると思います。
幕府を開いたのは1192年(いい国作ろう鎌倉幕府)ですが、源頼朝はその7年後の1199年には亡くなります。
跡を継いで2代将軍になったのは、まだ18歳の源頼家。
そのときに若い当主を補佐(または牽制)するために作られたのが、タイトルの由来になっている13人の合議制です。
将軍が1人で何でも決めるんじゃなくて、力のある13人の御家人(家臣)も含めて話し合おうぜ!という仕組みですが、その13人の中でバチバチの権力争いが勃発。
北条義時はお父さん(北条時政)と一緒にライバルを滅ぼしたり追放したり。
最後には源頼家の跡を継いだ3代将軍・源実朝が暗殺されたことで、北条義時は鎌倉幕府の執権としてトップに立ちます。
その後、この頃はまだ力があった天皇側(後白河法皇)と、日本を西と東に分けた大バトル!(承久の乱)
その戦いに北条義時が勝ったことで、日本は武士が支配する時代に入っていく…
といったところまでが、大河ドラマで描かれると思います。
三谷幸喜の大河ドラマは外れがない。けど…
これまで三谷幸喜が脚本した大河ドラマは2つ。
- 新選組!(2004年)
- 真田丸(2016年)
どちらも視聴率・評価ともに高く成功した大河ドラマと言えます。
ただ2つとも「新撰組」「真田幸村」という人気があって、大河ウケする題材ばかりだったんですよね。それに比べると平安〜鎌倉時代って地味だしあんま人気がない。
ちょっと前の「平清盛」も大苦戦してますし。
しかし今回は源頼朝役の大泉洋、義経役の菅田将暉など主役でもおかしくない俳優や、新撰組の土方歳三役で大人気になった山本耕史など配役はかなり豪華。
時代と設定は地味ながら、三谷作品だけにNHKもかなり力を入れてるのが感じられます。
あと北条義時はお父さんを追放したり、ライバルを殺したりと史実では暗いイメージのある人物。それを笑いが特徴の三谷幸喜がどう料理してくるかも楽しみなところです。
「鎌倉殿の13人」の予習におすすめの本・ドラマ
個人的にもあまり馴染みのない人物・時代なので、予習できそうな本やドラマをまとめておきます。
実朝の首・葉室麟
直木賞作家・葉室麟が、3代将軍の源実朝の死の真相に迫ったミステリー小説。
評価もかなり高く、承久の乱あたりまでの描写もあるようなので、楽しみながらこの時代を理解するのに良さそうです。
炎環・永井路子
少し古いですが、源頼朝の挙兵〜承久の乱までをを描いた直木賞受賞作品。「草燃える」という大河ドラマの原作にもなった1冊ですし、レビューも高評価です。
「炎環」も北条義時の時代を描いた小説なので、物語として楽しむにはおすすめ。
承久の乱 日本史のターニングポイント
こちらは小説ではないですが、承久の乱についてかなり分かりやすく書かれているので入門書としては最適な1冊。
教科書で単語だけ覚えた承久の乱が、生きた人間ドラマとして理解できます。
大河ドラマを見るならNHKオンデマンド
上でも紹介した「炎環」が原作の「草燃える」。元寇(モンゴル襲来)が舞台の「北条時宗」など、過去の大河ドラマには鎌倉時代を描いたものがいくつかあります。
そんな過去のNHK作品をオンラインで観れるのがNHKオンデマンドというサービス。
視聴するには月額990円の「まるごと見放題パック」に入る必要がありますが、わざわざお店に行ってDVDを借りなくていいと考えると、充分に元は取れると思います。
無料で1ヶ月NHKオンデマンドを試す方法
NHKオンデマンドは気になるけど、試してもないのにお金を払うのはちょっと…という方に合法的に1ヶ月無料でお試しする方法を紹介します。
それはU-NEXTという動画サービスを経由してNHKオンデマンドを観ること。
U-NEXTもNHKオンデマンドと同じような月額の動画サービスなんですが、初回の31日間の無料トライアルに1,000円分のポイントが付いてきます。
そのポイントをNHKオンデマンドの支払い(990円)に当てれるため、実質1ヶ月は無料で観れるんですね!
無料お試し期間の31日のうちに解約すれば費用は一切かかりません。
U-NEXTは月額2,189円のサービスですが、課金後も毎月1,200円分のポイントが付いてくるので、それでNHKオンデマンドを継続してもよし。
U-NEXTは解約して990円のNHKオンデマンドに入り直すのもよし。
どちらも気に入らなければそのまま辞めればいいだけなので、NHKオンデマンドを契約するならまずU-NEXTでお試しすることを強くおすすめします。
まとめ
2022年とまだ少し先ですが、今のうちから予習しておくとドラマをより楽しめそうですね。
僕も色々読んだり見たりしてみます!
それではまた!!
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