僕は3ヶ月ほどオンライン英会話を実際にやっていたのですが、途中で挫折してしまい、今はアメリカ人の先生に月に4回マンツーマンでレッスンをしてもらっています。
これは『オンライン英会話は意味がない』ということではありません。
自分の目的やレベルに応じて上手く使えば、低価格で毎日でも利用できるオンライン英会話には十分にメリットがあります。
(僕も状況をみて再開する予定です)
ですが安いからと言って誰にでもおすすめ出来るかと言ったらそうでもなく、人によっては僕のようにモチベーションが続かずに挫折してしまう方も出てくるかなと。
そこで今回の記事では、オンライン英会話のメリットとデメリットを解説した上で、オンライン英会話に向いている人・いない人まで分かるようにしていきます。
オンライン英会話のメリット
月額5,000円ほどで英語を話す機会ができる
僕がセブ島(フィリピン)での語学留学から帰ってきて1番感じたのは、日本では自習はできても実際に英語を話す機会を作るのがなかなか難しいということです。
もちろん自分の行動次第なのですが、外人の友達や同僚がいるならともかく、普通なら生活では日本語しか喋らない人がほとんどかなと。
その点、オンライン英会話であれば、月額5,000円ほどで1日25分のレッスンが毎日受けられますので、英語に慣れる・話す機会を増やすという意味ではコスパはかなり高いです。
僕が今やってるマンツーマンレッスンは月4回(1時間ずつ)で12,000円なので、オンライン英会話の安さがよく分かりますね。
駅前留学とかもこのぐらいの値段だと思います。
▲僕の語学留学の体験談はこちら。
Skype(スカイプ)さえ使えればいつでも、どこでもレッスンが受けれる
オンライン英会話はSkype(スカイプ)という無料で使える通話サービスを使って授業をするので、自宅ではもちろん、迷惑にならなければカフェなど好きな場所でレッスンを受けることができます。
レッスン中にノートを取ったりすることを考えるとパソコンを使うのがベターですが、Skypeアプリを入れていればスマホでも問題ありません。
いつもは自宅でゆっくりレッスンを受けるけど、時間がない日はスマホで外出中の空き時間にスマホでレッスンも良いですね!
▲初めてネット回線を選ぶ際はこちらの記事を参考にしてみてください。
色んな国の人と英語で話せて楽しい
これもオンラインレッスンであることのメリットですが、普通は自分が行かなければ会えないような国の人とも、レッスンを通じて話せるのもメリットの1つだなと。
日本人の英語が「日本語なまり」になってるように、それぞれの母国語の発音に影響を受けて聞き取りにくかったりもするデメリットもあります。
ただ、レッスン中にお互いの国の文化や考え方の違いを話し合ったりと、他ではできない経験ができるのも楽しかったですね。
特に僕が使ってた「DMM英会話」には色んな国の先生がいますので、しばらくレッスンを続けていれば、気の合う先生の何人かは見つかると思いますよ!
オンライン英会話のデメリット
英語が全く話せない人にはちょっと厳しい
中には片言の日本語を話せる先生もいますが、基本的には「英語を英語で」教えてもらうことになります。
日本人はリスニングだけは得意だったりしますので、高校ぐらいまでちゃんと勉強してた方なら何とかなるかと思いますが、中学英語の基礎から分からない方なんかだと最初はかなり厳しいかもしれません。
分からないながらも諦めずに続けていければいいのですが、ビデオ通話・外国人講師という条件が重なるので、慣れるまではかなり勇気が必要かなと。
なので全く英語が話せないという方は、駅前留学などの対面でのマンツーマンレッスンから始めるのもおすすめ。
日本にいる外国人講師だと英語が苦手な日本人に慣れてますし、対面だとボディーランゲージも使えるので、初心者のハードルはかなり下がると思います。
▲英語初心者の方には英語の読書から始めるのもおすすめ。
毎週何曜日がレッスンという強制がない
駅前留学などの月に○回という仕組みだと、次のレッスンの日にちを予約しておくので、当日になってあんまり行きたくなくても予約してるからという強制力が働きます。
この強制力がなかったら、今やってる個人レッスンも毎週きっと休んじゃってますしw
オンライン英会話の場合だと、月額5,000円で毎日1レッスン受けれる仕組みが多いのですが、流れとしては今日のレッスンが終わったら翌日のレッスン予約を自分で入れていく感じになります。
この自分で予約していくというのがミソで、逆に言えば自分で予約を入れなければレッスンを受けないままでも誰にも何も言われないんですね。
もちろん始めたばかりの頃はやる気もありますし問題ないのですが、続けていけば寝不足の日も体調が少し悪い日もあります。
忙しい時期にしばらく休むと久しぶりのレッスンはさらに億劫になりますので、しっかり管理できるかは自分の胸に聞いてみてください。
また、お気に入りの先生が見つかっても、そういう人は人気がある場合が多いので予約が取れなかったり、副業として英語教師をしてる人も多いので、シフトが少なくて予定が合わないことも多々あります、
なので毎日レッスンを受けるためには、定期的に新しい先生を探さないといけないので、それも次の予約を入れるハードルになってました。
教材・レッスン内容も自分で決めていく必要がある
オンライン英会話には、会話・ニュース教材・文法・発音・ボギャブラリーなど様々なテキストが準備されていますが、難しいのが日々のレッスンでどの教材を使い、どれくらいの頻度でやっていくか自分で決めてかなくちゃいけないこと。
もちろん先生に聞けばおすすめのテキストなんかも教えてくれますが、どの先生を選ぶかも含め、オンライン英会話は自分で考えながら続けていく勉強法だと知っておいてください。
ただ、「レアジョブ」というオンライン英会話だと、3ヶ月に1回、カウンセリングをした上で目標の設定をしてくれて、その間に受けるべきレッスンまで教えてくれるオプションがあります。
他にも曜日と時間帯でレッスンを自動予約してくれる仕組みもありますので、英語初心者の方は「レアジョブ」で始めるのがおすすめです。
▲DMM英会話とレアジョブはこちらの記事で比較しています。
オンライン英会話に向いてる人・向いていない人
オンライン英会話に向いてる人
- 明確な目標がある
- 自分で自習して話す機会として利用する
留学することが決まっている、社内で英語を使う必要があるなど明確な目標がある方には、低価格で色んな国の人と英語で話せるオンライン英会話はメリットがあると思います。
デメリットで書いたモチベーションの低下も、目標がきちんとあれば問題ない可能性が高いですし。
あとは自分でしっかり英語の勉強をしつつ、それを実践する機会が欲しい人にもおすすめ。
1日25分のレッスンだけで英語が話せるようになるのはなかなか厳しいですが、勉強したことを披露する場として考えればちょうど良い時間ですし、やりたい内容を伝えれば先生もそれに対応してくれますので。
▲オンライン英会話を始める時にこの記事が参考になったので、こちらも読んでみてください。
オンライン英会話に向いていない人
- 何を勉強したらいいか分からない・目的がない
- 日本で外人の知り合いや友達を増やしたい
途中でも書きましたが、「何となく英語が話したい」ぐらいのモチベーションだと、よっぽど意思が強い、またはレッスンが楽しくて続けられるなどでないと、途中で挫折する可能性が高いかなと。
それなら多少は高くなっても駅前留学なんかを使った方が良さそうです。
2番目は関係ないように見えますが、英語が上達する1番簡単な方法は、英語で話す友達と一緒に過ごす時間を増やすことです。(恋人ならなお良いw)
これはイングリッシュナイトをやってるお店に行ったり、英語イベントに参加すれば自分でも機会が作れますが、1人でそういった場所に飛び込んで行くのも最初は勇気がいるものです。
その点、日本での対面レッスンの場合、先生と仲良くなることでそこから交友関係が広がったりもします。
僕も個人レッスン後には先生と一緒に飲みに行って、そこで英語だけの飲み会を楽しんだりしてますが、日常会話の中でよく使われる表現なんかは本当に勉強になりますね。
オンラインだと住んでる国が違うので、当然ですが交友関係の広がりは期待できません。
まとめ
色々と書きましたが、オンライン英会話は誰にでもおすすめできる勉強法じゃない代わりに、きちんと理解して利用すればお得に英語を話す機会を作ることができます。
これも実際にやってみないと分からないこともありますし、どのサービスも2回ほどは無料でレッスンできるようになっているので、気になった方は勇気を出して一度チャレンジしてみてください!
それではまた!!
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