僕は1ヶ月半ほどセブ島へ語学留学行っていたのですが、日本に帰ってきて2週間使わなかっただけで、すぐには英語が出てこない日本語脳に戻ってしまいました。
とはいえ、日本に住んで英語を定期的に話す環境に身を置くのもなかなかに難しい。
そこで始めたのがオンライン英会話です。
対面ではなくSkype通話ではあるものの、普通の英会話スクールと違って月額5,000〜6,000円の料金で毎日でもレッスンできるなど、英語の勉強を無理なく続けていくには最適のツールだと思います。
で、始めるときに悩んだのが『どのオンライン英会話を選ぶか?』ということ。
同じオンライン英会話でも20社以上あるので、正直それ全部を試してみるのはかなり面倒くさい…
なので最初は友人も使っていた「レアジョブ」にするつもりだったんですが、調べてみると「DMM英会話」も同じぐらいの料金でかなり評判がいい。
ということでどちらも無料体験レッスンを受けてみた結果…
どっちにしたらいいか分かんねぇよ!!!
ってなりました。笑
僕は最終的に「DMM英会話」を選んで続けていますが、人によって「レアジョブ」が合ってる方もいるはずなので、自分に合ったほうを選ぶことが重要です。
ということで今回の記事では、これからオンライン英会話を始める方を対象に、「レアジョブ」と「DMM英会話」を選ぶ際のポイントを解説していきます。
両社のサービス比較
DMM英会話 | レアジョブ | |
---|---|---|
月額料金 | 5,980円 | 6,264円 |
授業時間 | 1日25分 | 1日25分 |
レッスン対応時間 | 24時間 | 朝6時〜深夜1時 |
講師の国籍 | 世界88カ国 | フィリピン人のみ |
学習サポート | なし | 1,058円/月 |
※料金はすべて税込です
両社とも様々な料金プランがありますが、分かりやすくするために基本となる1日25分のコースで比べています。
料金的には月に300円ほどですが「DMM英会話」が安いですね。
ただ、このぐらいの差なら料金だけを見ずに自分に合った方を選びたいところ。
レッスン対応時間は「レアジョブ」は朝6時〜深夜1時と縛りがあります。
これは「DMM英会話」が多国籍の講師がいる強みですね。時差の影響でこっちが深夜でも向こうは昼間とかありますので。
普通の人は問題ないと思いますが、深夜1時〜朝6時のあいだでレッスンを受けたい方は「DMM英会話」を選びましょう。
フィリピン人講師について
「レアジョブ」はフィリピン人講師しか選べないので、『フィリピン人講師ってどうなの?』と気になる方も多いと思います。
ちなみに「DMM英会話」でもフィリピン人講師の数はかなり多いです。
これはフィリピン人のほとんどが第2言語として英語を話せることに加え、採用コストが低いことが理由です。
採用コストが低いことで、オンライン英会話の料金を下げることが出来ますので。
問題はフィリピン人の英語教師としての質です。
これは僕が1ヶ月半のセブ(フィリピン)留学をしている時から感じていることですが、フィリピン人は特に初心者の方が英語の勉強を始めるのに本当に向いています。
自分たちも同じように勉強して話せるようになった人たちなので、こちらの話せない気持ちも理解してくれますし、何よりフィリピン人の気質が陽気で明るい人が多く、優しくて面倒見のある先生が大半です。
僕も「DMM英会話」を選んだものの、フィリピン人の先生のレッスンも受けてますからね。
また、英会話の先生になってるのはフィリピン大学(日本でいう東大)など、きちんとした大学を出ているインテリ層の先生が多いのも特徴です。
講師の質や回線状況ついて
どちらも採用率1%など、かなり人を選別して講師のレベルを保っているとのことですが、正直に言って人によるというのが実際にやってみた感想です。
どんなに英語レベルが高い先生であっても、初心者からすると言葉が早すぎて聞き取れなければ何のトレーニングにもなりませんし、結局のところ自分に合う先生を時間をかけて見つけるしかないかなと。
「DMM英会話」「レアジョブ」のどちらも数千人を超える講師が登録していますので、1ヶ月も使っていればお気に入りの講師の数人は必ず見つかります。
回線状況に関してもオフィスで勤務している講師はごく一部で、ほとんどが自宅でレッスンをしていますので、これも人それぞれというのが正直なところです。
ただ、僕は「DMM英会話」を使って数ヶ月経ちますが、回線が悪くて通話が切れてしまったのは1度だけなので、それほど気にすることはないかなと思います。
(回線が重くて声と動きが合ってないとかはたまにある)
では次からは「レアジョブ」「DMM英会話」それぞれのおすすめポイントについて解説します。
レアジョブは初心者の英語スタートにおすすめ!
「DMM英会話」に比べると料金などサービス面では少し見劣りしてしまう「レアジョブ」ですが、無料体験レッスンの段階から次に何をやったらいいかが分かりやすく、英語が話せない初心者の方には特におすすめです。
まず無料レッスンの1回目には必ずスピーキングテストが行われます。
スピーキングテストを受けると、上の写真のように現在の英会話レベルが分かるようになっています。
僕の場合でいうとレベル4ですね。
教材にもレベルがありますので、自分のレベルが分かることで適切な教材を選びやすくなります。
また、無料登録の段階で日本人カウンセラーに不安を感じていることや、今後の学習について相談することも可能です。
約2ヶ月後までに僕がやるべき教材も選んでくれました。
有料登録後は「あんしんパッケージ」というオプションを付けている方が対象になりますが、3ヶ月に一度は同じようにカウンセリングが受けれる仕組みがあるので、勉強の進み具合のチェックや教材の見直しを定期的にやってもらえます。
自分に合った教材やレベルを選んでいかないといけないのがオンライン英会話の難しいところなんですが、「レアジョブ」はその部分のサポートがしっかりとしていますので、特に何をしたらいいか分からない英語初心者の方におすすめです。
DMM英会話は多国籍な講師と豊富なテキストが売り!
上のほうでフィリピン人講師はおすすめと書きましたが、やっぱり「DMM英会話」のメリットは多国籍の講師と話せる機会があるということですね。
英会話レッスンと言えど人と人との会話ですから、その国それぞれの考え方や習慣を感じられるのも英語ならではの楽しみだと思います。
もう1つ教材用のテキストが豊富なのも「DMM英会話」のメリットです。
「デイリーニュース」というテキストは実際の世界のニュースが毎日アップされているので、どれだけ長く続けてもやる教材がないということにはなりませんし、「偉人のスピーチ」や「世界の文学」など少し変わったテキストもあります。
一般の「会話」や「文法」のテキストに関しても個人的には「レアジョブ」より見やすく、分かりやすいと感じました。
ただ、体験レッスンの時に感じたのは、あまりにテキストが豊富すぎてどのテキストのどのレベルを選んでいいのか分からないということです。
その点「レアジョブ」は自分のやることが明確になっているので、多国籍の講師やテキストに魅力を感じつつも、「レアジョブ」を選ぶしかないかなぁと思ってました。
それを解決してくれたのが、体験期間中にだけ受講することができる日本人講師のレッスンです。
僕は『どのテキストを選んだらいいか』『自分にはどのレベルが合っているか』をレッスン中に日本語で質問したんですが、ここでしっかりと教えてもらえたことが「DMM英会話」を選ぶきっかけになりました。
(1回目の体験レッスンで外国人講師に聞いてもイマイチ理解できなかったのでw)
特にオンライン通話も英語も初心者という方は緊張がもの凄いと思うので、「DMM英会話」の体験レッスンを受けてみるなら、まずは日本人講師を選んでみてください。
ネイティヴに教えてもらわないと英語が訛るという話について
オンライン英会話をやっていると言うと周りによく言われるのが、『ネイティヴに教えてもらわないと英語が訛る』という話です。
英語を第2言語とする人の中にも英語の発音がめちゃくちゃキレイな人もいますが、確かにその可能性はあると思います。
ですが、僕が語学留学で出会った韓国人も台湾人も中国人もベトナム人だって、ほぼ例外なく母国語の発音の影響をかなり受けていて、そのせいで簡単な発音の英語も聞き取れないということがよくありました。
もちろん日本人だって日本語訛りの英語を話しています。
さらに僕にはまだよく分かりませんが、ネイティヴ英語といってもオーストラリアやカナダなど違う国であれば、発音が違って聞き取れないということがよくあるそうです。
で、結局何が言いたいかというと、特定の国に住むなら話は違いますが、世界の人と英語で意思疎通をするという目的を考えたときに、色々な訛りのある英語と話した経験があるほうが絶対にプラスになるんじゃないかということ。
そういう意味では世界中の講師のレッスンを受けれる「DMM英会話」を選んで良かったなと思っています。
「DMM英会話」などネイティヴ講師が選べるプランもありますが、同じ1日25分のレッスンで月15,800円と約1万円も高いです。
第2言語の講師といっても間違いなく僕たちよりも英語は上手いですので、初心者の方ならあまり気にする必要はないかと思います。
まとめ
個人的にはこのように選ぶのがいいと思いますが、どちらも無料の体験レッスンを受けることができますので、2社ぐらいなら実際に体験してみて判断するのがおすすめです。
それではまた!!

▲英会話をやるなら英語の読書も併用するのがおすすめです。
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