計画的に退職された方はしっかりとした準備があると思うのですが、僕の場合は突然でしたので、退職してから数ヶ月はお金がなくて本当に困りました。
失業保険の給付が始まっても、会社からの給料に比べると6割ほどしか支給されないので苦しいですよね。
そこで今回は僕が退職してお金に本当に困ってた時期にやったことを記録として残しておきます。
同じように急な退職で困ってらっしゃる方は参考にしてみてください。
アルバイトをする
ベタですが一番確実なのがアルバイトをすることです。
特に苦しかったのが失業保険の手続きをしてから実際に受給が始まるまでの期間でしたので、日払い・週払いしてもらえる所を選んで働いてました。
バイトはネットで探すと、働く期間や給料の支払い方法を絞り込んで検索できておすすめ。
「タウンワーク」は短期バイトの専用ページがしっかりあって探しやすかったです。
ただ、失業保険受給中はアルバイトできる時間や日数にも制限がありますので、不正受給にならないように注意してください。

不要な物を処分する
失業保険受給中にできる週2回のアルバイトだけでは厳しかったので、本当に必要な物以外は全部売るの精神で、家にある物を売りまくりました。
本やゲームなんかはブックオフやTSUTAYAで売る方が多いと思いますが、お店で売るよりはネットの宅配買取を利用したほうが、買取金額アップのキャンペーンがあるのでお得です。
使ってよかったのは「ネットオフ」という宅配買取サービス。
本・CD・DVD・ゲームがすべて一緒に売れて、ネットからの申込みだと買取金額20%〜30%アップをよくやっているので、まとめて買取に出すとけっこうな金額になります。
ダンボールも無料で送ってくれて、宅配業者が家まで取りに来てくれるので、重たい本をお店まで持っていかなくてもいいのも嬉しいです。

着ていない洋服も売りまくった
本やゲームだけでなく、着ないままクローゼットに眠っている洋服も売りまくりました。
20代前半にバイト代のほとんどをつぎ込んだストリートファッションの服も、20代後半ともなるとさすがに着れなくなってましたし。
少し前の洋服でも、ブランド物だと1万円以上で売れて驚いたこともありました。
売る時はシーズンを意識すると、高く売れる傾向があるようです。
ただ、僕の洋服と一緒に売った姉の洋服はほとんど値段がついてませんでした。
これは人によるとは思いますが、女性はどちらかと言うとたくさんの種類を揃えるために、プチプラなど安い商品が多いからかなと。
それでも重さによって値段がつく(○キロいくら)こともあるので、着ない洋服は処分がてら出すのもいいと思います。
画面割れのiPhoneも売れた
機種変更のときに画面が割れていて引き取ってもらえなかったiPhoneも、ネットでの買取サービスを利用したところ売ることができました。
画面割れだけでなく箱や充電器がない本体だけでも8,000円で買取してもらえましたので、家に眠っているスマートフォンがあるならまずは査定に出してみるべきです。
「BUY王(バイキング)」という宅配買取サービスはデジタル家電の買取もしてくれて、初回利用なら最大5,000円の買取ボーナスもあります。

引っ越しをした
僕が1人身だったのはあるのですが、退職したことをきっかけに実家に戻りました。
お金がない時に、家賃という固定費を減らせたのは大きかったと思います。
家庭がある方も、引越し費用はかかっても家賃が安いところに引っ越すことは検討するべきかもです。
ただこれも次の仕事先の場所しだいだと思うので難しいところですね…
職業訓練校に行った
職業訓練校を卒業するまでは失業保険の受給が延長されますので、最低限の生活費をもらいながら勉強することができます。
誰でも入学できるわけではないですが、次の仕事に活かせるスキルを学ぶ時間が得られることが1番のメリットです。
職業訓練校についての記事も書いていますので、こちらも参考にしてみてください。
治験に登録した
けっこう本気で困っていたので、治験にも登録しました。
治験とは?
治験(ちけん)とは、医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる臨床試験のことである。元々は、「治療の臨床試験」の略であるという。-Wikipedia–
薬の発売前に人間でも試してみる必要があるということですね。
治験は参加するともらえるお金(負担軽減費)の金額が大きくて、九州でも5泊の入院+通院2回で17万円とかあります。
もちろん薬の副作用が出る可能性がありますし、入院中は外に出られない、1日の採血の回数が多い、拘束時間が長いなどのデメリットもあるようです。
ただ、これだけまとまったお金がもらえるのは当時かなり魅力的でした。
怪しそうなサイトも多い中で、僕が登録したのは「生活向上WEB」という治験募集サイト。何度か電話で質問などしたところ、いつも丁寧に対応してくれました。
ハローワークに確認したところ、週2日以上の拘束であっても継続雇用には当たらないので問題ないということで、本気で参加しようと思ったのですが…
喫煙すると薬の効果が正しく測れないため、入院中は禁煙の案件ばかりで諦めました。
サイトに登録するとご案内の電話がかかってきたりしますし、治験の参加自体ご自身で判断していただきたいのですが、こういうものもあるということでご紹介しておきます。
翌月きちんと払えるならキャッシングという手も…
失業保険が振り込まれたら支払いができるけど、どうしても現金が足りないという場合はキャッシングするという手もあります。
もともと契約しているクレジットカードにキャッシング枠があれば、申請なしでキャッシングできますし。
ですが、クレジットカードにキャッシング枠がない場合で、失業中にキャッシング枠の増枠をしたり、新しくカードローンを申請するのはかなり厳しいです。
僕も失業中にキャッシング枠をつけようとしたのですが、やはりできませんでした。
ちなみにキャッシング枠のないクレジットカード(楽天カード)なら、失業期間中に作ることができましたので、参考にしてみてください。


あとは飲み会の支払いをクレジットでまとめて払って現金化という手も…
国の制度でお金を貸してもらえるかも
どうしてもお金を借りないといけないんだけど、キャッシングも家族や友人・知人からも借りれないという方は、「生活福祉資金貸付制度」があります。
これは各都道府県の福祉協議会が主体となって行っている制度で、『低所得世帯』『障害者世帯』『高齢者世帯』を対象に、生活資金や福祉資金を貸してもらえるというものです。
コロナ化のいまは無利子かつ以前より審査がおりやすくなってるので、困ってる方はぜひ一度相談してみてください。
早期に再就職することで「再就職手当」をもらう
失業保険の給付日数が1/3以上ある状態で再就職できれば、残りの失業保険の一部を一括でもらえるのが「再就職手当」です。
早めに再就職できれば会社から給料がもらえるのに加え、お祝い金のような形で「再就職手当」も入ってきますので、やはり再就職を1番優先させるべきでしょう。

まとめ
治験やキャッシングはできればやらないほうがいいとは思いますが、不要品は案外お金になったりしますので、家に眠っている物があればぜひ試してみてくださいね!
それではまた!!
コメント